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電気工事の見積り相場とチェックポイント

イメージ図

電気工事ってどんなもの?

この記事では、そんな疑問を解決します。

この記事のポイント

  • 用語解説
  • 見積の金額はどのくらい?
  • 見積のチェックポイント
  • まとめ

用語解説

電気工事は電気系統の配線やコンセントなど日常生活に欠かすことのできない重要な工事になります。工事費としては大きなものではありませんが、プランが失敗すると将来的に不便なことになってしまう可能性がありますので十分にチェックしてください。

コンセント

電気器具のコードを配線に接続するため,壁などに設けるプラグの差し込み口

価格帯 1か所あたり3,000円程度

プランの目安 2帖につき1か所

コンセントは新築工事の段階で少なくとも2帖につき1か所を見込んでおくと一般的な部屋の場合は十分だと思います。ひと昔前は1部屋に2か所、対角線上に設置されていましたが、昨今は使用する電気機器も多く6帖の場合は3か所、もしくは壁一面につき1か所設置する場合も多いです。後から追加で設置するとなると、壁に穴を開けて配線を通し、コンセントをセットしてから開口部を補修するなど、数万円の出費となってしまいます。最初のプランの段階で多めに計画しておくことをオススメします。

アース付きコンセント

漏電時の感電事故防止の目的で設置するコンセント

価格帯 1か所あたり6,000円程度

どこに必要?

  • 洗濯機、衣類乾燥機
  • 電子レンジ
  • 冷蔵庫
  • 食器洗い乾燥機
  • エアコン
  • 温水洗浄便座 など

外部コンセント

屋外で電気機器を使用するときに便利な防水仕様となっているコンセント

価格帯 1か所あたり4,000円程度

プランの目安 1階に2か所、2階に1か所

電気自動車充電用コンセント

電気自動車を自宅で充電するための専用のコンセント

価格帯 1か所あたり10,000円程度

今後さらに電気自動車が普及し、自宅で充電するのが当たり前になる可能性がありますので、後で追加工事で設置するより、新築工事の段階で見込んでおくのがオススメです。

片切スイッチ

1か所で照明器具などの「ON」と「OFF」の切り替えを行う一般的なスイッチ

価格帯 1か所あたり3,000円程度

3路スイッチ

2か所で照明器具などの「ON」と「OFF」の切り替えを行うもの

価格帯 1か所あたり6,000円程度

各種配線

電気工事には、コンセントやスイッチの他に各種配線の費用が含まれています。

照明用配線 1か所あたり2,000円程度

冷暖房用配線 1か所あたり8,000円程度

テレビ用配線 1か所あたり5,000円程度

固定電話用配線 1か所あたり5,000円程度

LANケーブル用配線 1か所あたり5,000円程度

見積の金額はどのくらい?

電気工事の金額は、一般的な戸建ての場合、おおよそ70万円~85万円程度となります。

30坪程度の一般住宅の場合

見積のココをチェック!!

コンセントプランニングのチェックポイントをまとめました。参考になれば幸いです。

チェックリスト

  • 延べ床面積 30坪100㎡のケース
  • コンセント     2帖につき1か所 または壁一面につき1か所 1か所/3,000円
  • アース付きコンセント 重家電の場所に設置 1か所/6,000円
  • 外部コンセント    1階に2か所、2階に1か所 1か所/4,000円
  • EV充電用コンセント  将来のために設置がオススメ 1か所/10,000円

記事上部にも記載しましたが、コンセントは新築工事段階で多めに見込んでおくことをオススメします。昨今は使用する電気製品の種類も多く昔のように1部屋に2か所では、ほとんどの方が足りないと感じると思います。後から追加で設置するとなると数万円の出費となりますので注意してください。

まとめ

今回は電気工事の用語解説と見積のチェックポイントをご紹介しました。基本的にメーカーや工務店はきちんと見積を作成する部署がありますので金額を誤魔化したり割増することは少ないと思いますが、自分できちんとチェックすることは非常に大切だと思います。

違うハウスメーカーも検討してみる

なお本記事においての単価はあくまで一般的な平均値であり、地域や土地の状況・周辺環境等によっても変わりますので、参考程度です。ご了承ください。

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